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1月
27

日本にいながら英語を学べる時代に、海外留学する意味ってなんだろう







今自分がしている勉強のほとんどは、日本にいてもできてしまう。

アメリカに来て5ヶ月が経った今、ふとそう思った。

僕の今している勉強方法を挙げててみると、
TEDKhan Academy、洋書(Kindle)、オーディオブック、TechCrunchなどのニュースブログ、海外ドラマ・映画、
これらはどれも、日本にいながらでもできることだ。


授業についても、iTunes Uを利用すれば、海外のトップレベルの大学の授業を無料で視聴することができる。

会話についても、フィリピン英会話(レアジョブラングリッチ)を利用すれば、月額5000円といった格安で練習することができる。

実際、そうした勉強法を実践して、それなりの英語力を身につけている人達もいるようだ。

ちょうど先日、加藤たけしさん(@takeshi_kato)と佐藤茜さん(@AkaneSato)が運営するアットカフェTVにて、そのような特集を組んでいた。ゲストは、生まれも育ちも日本ながら、それぞれの方法で英語を勉強し成果を出してきた方々。

↓そのアットカフェTVのアーカイブです。

(具体的な勉強法だけでなく、英語を身につけた後の世界についての話も面白いです。興味のある方はご覧ください。)


こうして、日本にいながらでも、英語を勉強できる環境は一応整った。

また、フィリピンへの留学というのも手段の一つ。授業料や生活費込で月10万ちょっとという破格には驚いた。英語を短期集中で身につけたいのなら、絶好の手段だろう。特に、時間に融通の利く学生にはもってこいだ。

以下のブログ記事に詳しいので、興味のある方はどうぞ。
フィリピン留学/オンライン英会話に関する16個のまとめ記事
http://koheiharada.blogspot.com/2011/12/16.html




さて、ここからが本題。


このように、英語を学ぶのであれば、日本にいながら、またはフィリピンに行くことで事足りると言える。そのような中で、わざわざ高いお金をはたいてまでして、海外留学する意味ってなんだろう。

(フィリピン留学も海外留学だが、それがパッケージ化されていることから、ここでは日本にいてもできる英語学習の延長という位置づけにしている。)



結論から言うと、海外留学の意味は、全く知らない世界に飛び込むという体験にあると僕は思っている。もちろん、「英語を学ぶ」とか「異文化を学ぶ」といった意味もあるけれど、それよりもこうした異世界に飛び込む経験にこそ、意味があるのではないだろうか。

だから、「何を学べるか」なんて事前には知りえない。事前に言うとすれば、「留学前の自分には想像できないようなことを学ぶ」となるかもしれない。

言葉もまともに通じない中に入ってみて、色々と手探りをしてみて、そんな繰り返しを経て、留学が終わった時になって「何を学んだのか」というのがようやく分かるのではないだろうか。

これは、日本にいながらではできない経験であり、海外留学ならではのことだと思う。


例えて言うなら、海外留学は「福袋」のようなものだ。

何が入っているかは分からないままに、購入を決断しなかればならない。ただ、そこに価値があったりする。

「英語力」が欲しいのなら、効果の分かりきった商品を買えばいい。
でも、「福袋」にはそれとは違った良さがある。

そして、この「福袋」がいつものそれと違うのは、自分の行動次第で中身が変わってくることだ。留学中に何をするかによって、中身は人それぞれ。帰国する頃になってようやく、その中身を開けて見ることができる。

そんなイメージだ。


僕の話をすれば、漠然と「海外、とりわけシリコンバレーに行ってみたい」という思いがあり、留学を決めた。でも、何をして何を学ぶのかなんてほとんど分からなかった。あえて挙げれば、「英語で経済学」を学ぶということくらいだ。

しかし実際には、一緒にビジネスコンテストに出るような友人と出会えたり、イベントでパネルディスカッションのスピーカーに招いてもらえたり、プログラミングの勉強を始めることになったり、Language Exchangeのコミュニティで企画をしてみたり。

留学前には想像していなかったことばかりだ。


このような「留学前の自分には想像できなかったこと」を経験できている今は、とても有意義で、これは「海外留学したからこそのもの」であると感じている。僕は、ここに、海外留学の大きな意味があるのだと思う。


最後に、「海外留学」は一つのトピックとして語られることが多いが、その中身は十人十色で様々だ。国や地域、大学によって全くと言っていいほど様子は違うだろうし、もっと言えば同じ大学であっても、人それぞれで違う経験をしている。

つまり、「海外留学」という一つの言葉の向こうには、色んな世界がある。そして、そこにはそれぞれにとっての「海外留学の意味」もあるだろう。

僕の考える「海外留学の意味」も、そうした多くの中の一つとして捉えてもらえたらうれしい。



まとめると。


日本でも英語を学ぶ環境は整ってきた。フィリピン英会話・留学を利用する手もある。しかし、それを加味しても、自分の知らない世界に飛び込んでいくという意味で、「海外留学」には大きな価値があると思う。

海外留学をしようかどうか迷っている人は、「今の自分には想像できないようなことを学ぶため」という理由で、留学を決意してみるのもありかもしれない。



さて、「福袋」の中身は何になることやら。
わくわくです。







【追記(1/28)】
小飼弾さんのブログで、この記事が紹介されました。
Cheap. Not Inexpensive – 品評 – Kindle Fire | 404 Blog Not Found
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51768498.html